CentOS メンテナンス終了について
- HIROYUKI NOMURA
- 2024年2月14日
- 読了時間: 2分
CentOS 6,7,8 ですが、RedHat Enterprise Linuxのクローンとして、利用している組織も多いのではないでしょうか。
特に、非商用として利用している組織では、これまで長く、利用していたCentOSがメンテナンス終了することにお気づきでしょうか。
メンテナンス終了(EOL)ですが、組織内において、専用アプリを利用していて、OS更新も難しいケースやインターネット接続していない閉鎖されたネットワークで利用している等、様々な理由で、OS更新の実施を伸ばしているケースも多いのでは無いでしょうか。
そのような中、CentOS7が、2024.6.30にメンテナンス終了(EOL)します。
手堅く、OS更新するならば、RedHat Enterprise Linuxへ移行することをお勧めします。
RedHat 公式サイト
一方、コスト、その他要件により、RedHat Enterprise Linuxへ移行できないケースも
あるかと思います。そのような組織では、CentOSの延長パッケージを提供している会社から、サポートを受けて、CentOSを継続利用することが出来ます。それらの延長パッケージを利用しながら、OS更新を検討・検証する時間も出来ますので、参考にして下さい。
参考)NOZ SHOP CentOSの延長パッケージ
参考)cybertrust CentOSの延長パッケージ
その他、CentOSの延長パッケージを提供しているも会社がありますので、情報システム担当部門や保守担当者に相談して下さい。
また、オンプレミスでCentOSを利用しているならば、この機会に、クラウドサービスへ移行するのも、BCP(事業継続計画)の観点からもお勧めします。

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